ストーリー制作過程

1.ストーリー作り

イラストやCGの制作過程はよく見かけるけど、ストーリー漫画を具体的にどうやって作っているのかについてはあまり見かけないような…ということで、ロイド3話制作時にリアルタイムで進行状況を追う、ということを試みてみました。以下はその記録です。

漫画の製作は、人によって違いはありますが、だいたい以下のような流れになります。

 1.草案
 2.ストーリー構成
 3.頁割り(コンテ)
 4.ネーム(絵コンテ)
 5.下書き
 6.ペン入れ
 7.仕上げ作業(ベタ、ホワイト、トーン等)
 8.完成→入稿、WEBアップ等

1~4は同時に行う人もいるし、もっと細かく段階を分けている人もいるかと思います。私も2~4までの工程がごっちゃ状態で作っていた時期もあったのですが、それだとネームに入ってからの直しや修正があまりに多くて、効率が悪く、胃にも悪かった(^^;ので、最近は少し段階を踏んで仕上げるパターンになってきてます。
で、今取り掛かっているのは1~2の部分で、まだ3の頁割りが出来るところまで行ってません…(;;。

ロイドは長編連載なので、1話が始まる前の段階で全体の構想と大きな流れは出来ています。が、個々の話の詳しいエピソードまでは作っていないので、それを詰めて練り上げて形にするという作業をします。この話は「息子の考えたお話をお母さんが漫画に描いてあげる」という企画で作られている、いわば親子合作作品なので、まずは息子とラフにブレインストーミングを行い、舞台設定、ゲストキャラ、大体のストーリーの流れを決めます。それを3話で予定しているテーマ、狙い、目的と照らし合わせながら、ストーリーを組み上げていくわけです。

最初は出来るだけ多くのイメージングを行うところから始めます。この作業は机に向かったままでも駄目なので、家事をしながら、お風呂に入りながら、食べながら、半分夢遊状態でウロウロしながら考えます。浮かび上がったイメージやシーンを片端から書きとめ、並べてつなげていきます…が、つながらないです、一発では(^^;。

レポート用紙や紙を何枚も書き散らした後、もうこれ以上浮かばへんわ~状態になったら、まだ未完成でも話の筋を最初から追って粗筋を文章で書き始めます。不思議なもので、書き出すと途中のシーンやつなぎのギャグもふっと浮かんできて、なんとなく転がり出すので、荒削りでも最後までともかく書き上げます。今はこの作業の真っ最中。クライマックス近くまで来てるんだけどな~、も、もうちょい…。
★ちなみにこの作業は、小説のようなちゃんとした文章じゃなくて、箇条書きの羅列です(文というよりは覚え書き・メモですね)。自分だけに分かればいい暗号みたいなものです。

これが出来たら推敲して、不自然なところ、伏線を張らなければいけないところ、全体のテンポを取るために気に入っていたエピソードを涙をのんで削ったりとか変えたりとか、いろいろやるんですが、それは後日また…ということにして。

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