NOTE / 2004年5月

漫画の部屋の引越しと次回作のお知らせ

●漫画の部屋の作品リストに「エクダ2 ユニコーンの谷」追加しました。

漫画の部屋が引っ越しました。200MBあるので、これでもう心置きなく漫画をアップすることができます(嬉)。引越しを機にフレームを導入してみました。ゴチャゴチャしていた頁ナビがスッキリしたと思います。バックもグレーから白へ。同じ画像なのに、ずいぶん印象変わったりしますね。これを機に最初からまとめて読み返していただけたりしたらとても嬉しいです。

感想メールもありがとうございます。
コマとコマの間にあっただろう描かれていないドラマに色々と想像を巡らせてもらえるのは作者としてもとても嬉しいことです。一応、私の考えた道筋というのはあるのですが、ここではそれは敢えて語らないことにします。「ああっ、そういう見方もあるな~」と私の方が楽しませてもらっているくらいですので(^^。
ヒントを少し述べるならば…。台詞、目線、表情、絵の中に描かれているもの、全てに注目して読み解いてみて下さい。その解釈だったらその台詞は言わないだろう…ってところがありますので。
エクダ2では作品の性質上、かなり意識して語りの視点をケンイチに統一しています。説明の必要上、やむなく三人称の視点から描かなければいけなかったところも、ケンイチ以外の人間にはモノローグは語らせず、彼らが心の中で何を考えていたのかは、あくまでも表面に現れた台詞、態度、行動のみからしか推し量れないようにしています。その分、紙面に現れたあらゆる要素に意味を持たせ、描かれていない説明にもたどり着けるようにしていますので(つもりです^^;)、そういった部分の推測なども楽しんでいただけたらと思います。

ロイド…?
予告コーナーみたいなの、出ました。題名しかないですが…(あらすじを書くとそのままネタバレになってしまうので)。今週の絵日記はこのコーナーと微妙に連動しているんですが、そうなんです、実は…っ。

サイトを開いた時、息子と約束したことがありました。

「おかーさん、ぼくの考えたお話、漫画にしてね!」
「分かった。約束するよー」

それがどうにか実現できそうになって、ようやく動き始めたのが、次回作「ロイド」です。自分としてはもう少し修行を積んでから…にしたかったのですが、子どもはどんどん成長するし、下の子が小学生である「今」を外したらもう描く機会がなくなる!ということで思い切ってやってみることにしました。

基本的には、息子の考えたアイデアやエピソードを私が物語の形に構成して描く、というスタイルをとります。一種のコラボレーションみたいな感じですね。突然何を思いついてくれるか、私にも先が読めないのですが(汗)、一応全体の流れと大筋、ラストは決まっているので、そこへたどり着けるよう頑張ってみたいと思います。

「エクダ2 ユニコーンの谷」57~58頁目アップ 完結!

さんざんミステリーで引っ張っておいて、このオチかい!って感じですが…。でもシンの回答としてはよく考えたらこれが一番自然かと(笑)。

おかげ様で「エクダ2 ユニコーンの谷」全58頁、無事完結いたしました。SFというマイナーなジャンルで、ここまで読んでくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

もともと「2」を描こうと思ったのは、「泉」で描ききれなかったエクダやコミューンの背景設定の補足を行うためだったのですが、どうせ描くなら、物語が終った時、ケンイチにとって何かいいことがあるといいなあと思いました。それでお兄さんの登場となったのですが、普通に出会って普通に展開したのでは面白くないので、ちょっとひねってみました。
全部読んでみると分かるのですが、「泉」がケンイチの物語なら、「2」は実はシンの物語になっています。しかし表の主人公がケンイチなので、まずシンの物語を一通り作っておいて、それをケンイチの視点から描くという手法をとりました。そのため、ケンイチに見えていない部分が謎になり、ミステリーな雰囲気が生まれたようです。でもシンがああいう性格(笑)ですから、「泉」のような重さはなく、その代わりシンならではの展開を見せることができたかな…?と思うのですが、どうだったでしょうか…。

さて、来週以降の予定と次回作についてですが…。

★来週以降の予定について
来週(5月28日)は連載コーナーは1回お休みして、作品リストに「エクダ2 ユニコーンの谷」を追加する予定です。制作裏話なども。
そして、漫画の部屋も来週からいよいよ新サーバーで稼動開始です! 掲示板の方が先行してしまった感のある新サーバーですが、これでようやく本格的に運営開始となります。トップ頁のアドレスは変わりませんので、普通にトップから入っていただければ何も問題ありませんので、よろしくです。

★次回作について
6月4日(金)から新連載開始予定ですが、次回作はちょっとエクダから離れます。エクダも役者が揃ったことだし、これを機にシリーズ化するのもいいなあと思うのですが、その前にやっておきたい企画があるので、まずはそれを片付けてから、と。
ジャンルとしてはやはりSFになると思いますが、エクダとはまた雰囲気を変えて、肩のこらない娯楽アクションを目指したいと思います。「インペリアルドリーム」のリメイクも描く予定ですが、今回はそれではなくて完全新作になります。詳細説明は次週にて。

「エクダ2 ユニコーンの谷」55~56頁目アップ

ラストも目前に迫ってきた今週、頑張って2頁一気にアップです。この2頁はまとめて読まないと話しの流れが掴みにくい、というのもあったからなんですが…。というわけで、ここらで作品の背景、テーマに関することなぞもちょろっと。

エクダシリーズに共通のテーマは「水」です。ふだんは表に出てきませんが、これが作品世界を支える土台になっています。「泉」では題名の通り、エクダの泉が物語の焦点になっていましたが、「2」ではエクダの水そのものにスポットを当ててみました。連載途中で少しほのめかした通り、水が全ての謎を解く鍵になっており、この水と環境あってこそ成立する物語になっています。

SFの面白いところは様々なシミュレーションを楽しめることだと思います。エクダで行っているのも実は「起こり得るかもしれない可能性のシミュレーション」なんですよね。夢や空想ではなくて。表面的にはどう見えても、根底の部分では「本物のSF」を。私なりのこだわりです。

来週はいよいよラスト2頁を一気に上げて、フィニッシュ!といきたいと思います。小さなオチもありますので、最後まで楽しみにしてもらえたら嬉しいです。

「エクダ2 ユニコーンの谷」54頁目アップ

クライマックスでの敵やっつけのきっかけになったアレ(笑)。このタイミングで起きるなんてちょっと都合よすぎじゃないですか~?と思われた方もいたかもしれません。いえいえ、実はこういうことだったんです。

今回の話を描くにあたって、ケンイチ、シン、ルゥの主役3人にはそれぞれに見せ場を作ってあげたいと考えていました。ケンイチは主人公なので、「犯人はお前だ!(ちょっと台詞違…^^;)」で決まり。シンもアレしかない。ではルゥは…?

ルゥは登場人物の中では力的には一番弱い立場だと思います。ただでさえ「敵」の方が武装力でも圧倒的に上なのに、この状況下で無力な女の子にいったい何が出来るのか。ふつうに考えたら絶対に勝てないはずの相手をどんでん返し的な「知」と「機転」で出し抜く。ルゥちゃんにはそれをさせてあげたかったんです。

ケンイチとルゥが喧嘩するシーンも、どちらかが正しくてどちらかが間違いではなく、実はどちらも正しかったんだ、という方法をとりました。一見矛盾するものをどうやって両立させるか、こういう工夫もお話作りの楽しさの一つだったりします。

エクダ2もついに残り4頁になりましたが、ラストは少しピッチ上げて、5月中には完結にもっていきたいなと思ってます。

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