今回は昔話ふうでやってみました。というのも、あまり詳しく描くと個人情報やプライバシーに関わってくるので、これぐらいぼかした方がよいだろうなと。なお実際の木はツバキではなくてその仲間だそうですが、話を分かりやすくするためここではツバキにしてあります。リヤカーは自転車に置き換えてみて下さい。
チャドクガ。犯人はおまえか…。茶系の木やツバキなどに発生する蛾で、幼虫は１匹で５０万本の毒針を持っているそうです。今年はあちこちで大量発生しているらしいので、原因不明の発疹やかゆみが生じたら疑ってみて下さい。ツバキ類は公園や学校に何の気なしに植えられていることが多いので、これが原因だと気付かない人も多いと思います。
いや、チャドクガだって、普通に発生して普通に時期を終えてくれればどうということもなかったんですが…今年は異常でした。葉を全部食べつくしても足らなくて、そこら中の建物の壁などを集団で這い回り始めたので、大騒ぎになりました。殺虫剤で駆除したけど、本当は焼却が一番いいみたいです。毛に毒があるので、死骸や抜け殻も駄目なのです。けっして触れてはいけません～。長袖、手袋、マスクと完全装備でどうぞ。風にのって毒針が浮遊していくこともあるので、触らなくてもやられることもあるみたいです。かいたりしないでガムテープで毒針をとってから皮膚科に行って下さいと言われたけど、その時点では分からないよなあ～ふつう。
ま、これも今年の余興ってことで。やっぱり夏はふつうに暑い方がよかったみたいですね。