NOTE / DIARY

作品リストに「インペリアル・ドリーム」アップ

作品リストに「インペリアル・ドリーム」をアップしました。

これも色々書きたいことはあったはずなのに、いざまとめるとなると難しい…。
それに作品リストは「まだ読んでない」人にも向けた作品紹介コーナーでもあるので、ネタバレが出来ないんですね。だから「書きたくても書けない」こともけっこう…。なので、ネタバレに触れるような裏話はこのエントリで書いておきます。

作品リストでも書いてますが、旧作は「どうしてもこれが描きたかった」というのが無いので、リメイクとして成立させるためには「表面のストーリーをなぞる」しかやりようのない作品でした。それでも設定のやり直しに合わせて旧作から変更されたところもいくつかありますし、整合性のつかなかったところも修正しています。そこで、参考のために旧作がどんな話だったか簡単に書いておきたいと思います。

以下はリメイク版のネタバレにも触れるので、作品未読の方は読んでから開いて下さいね。

旧作の概要
省吾の時代から500年前(*1)、惑星バースで入植を行った人たちがいた。子どもが産まれない問題も克服し地下都市を建設するが、やはり無理があったのか代々知能の退化をきたし入植当初の文明を維持できなくなり、文明レベルを下げた帝国をつくり、そちらに移り住む。だが最後には帝国も滅び、遺跡だけが残る。

省吾の時代になって再開発が始まり、省吾と奈津子が遺跡で道に迷う。クフと名乗る謎の男が現れて奈津子を拉致、妃(*2)にしようとする。奈津子を探す省吾はかつての入植者がつくった地下都市を発見し、ビデオテープの記録から帝国の歴史と真実を知る。

クフ王子は邪魔者の省吾を排除しようとするが、省吾の説得によって改心し、昇天。クフ王子が何故死んでも存在できたのか、謎の超能力?については不明なまま物語は終わるが、省吾は「死んだ入植者たちのサイコパワーが結集してクフ王子に超能力を与えていたのではないか?」と考える。


・・・以上が、行き当たりばったりの展開で結果としてそうなった、旧作の概要です。最初からこういう構想で描いたわけではないので、後付け設定も多いです。地下都市もそうですね。最初の500年前の状況も作中では省吾が地下都市で記録を見つけて初めて明らかになることなので、これも後付けです(汗。恒星間航行が出来る文明レベルの人が前時代的な帝国しかつくれないのは変てことにも後から気付いて、慌てて「知能が退化したから文明が下がったんだ!」てことにしたんです。

そして一番の問題だったクフ王子の正体。結局説明つけられなくて省吾に推測させるという形でしめたのですが、死人のサイコパワーって何なんだ…それもうオカルトじゃん、SFは何処へ…。成り行きで話が「帝国人の知能退化」な方向へ行ってしまったので、テクノロジー(サイボーグとかアンドロイドとか冷凍睡眠とか)も使えなくなって、もう「すごい超能力持った幽霊」としか収めようがなくなったのです…当時の発想力では。


*補足1:500年を200年に変更したのは昨今のIT進化のスピードから考えて500年同じような文明を保つのは無理ではないかと考えたから。200年でも厳しいが、遺跡になる時間が必要だったので、ぎりぎり200年とした。その代り帝国人のライフサイクルを短くすることで、地球の200年が彼らの時間では2世紀近くに相当するようにした。
なお、旧作のビデオテープはさすがにあんまりなのでリメイクではバースの森につくられた仮想コンピューターに変更。リメイクには地下都市は出てこない。

*補足2:旧作では一部頁のネームを紛失しており、ナージュラに関する設定が分からなくなっている。クフ王子が妃を求める理由に関連していたと思われるが、自分でも思い出せないため、ナージュラに関してはゼロから設定を作り直している。

「結果として出来上がった話」を設定追加・変更・修正しながら、なぞらえていくのは大変だったですが、 それでも何とかSFとして作り直すというリベンジは果たせたかなと思います。リメイクの機会を与えて下さった皆様には感謝です。


次の予定
一応、エクダ4を考えてますが、まだ話がまとまりません…。
頭を切り替えるためにも少しお休みをいただいてゆっくり考えたいと思います。
ちょっと(もしかしたらかなり?)時間かかるかもしれませんが、具体的な目途がついたらお知らせします。
気長にお待ちいただけたら嬉しいです。

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