ストーリー制作過程

6.キャラクター設定

キャラデザイン

ネームが出来たらいよいよ下書きですが、その前に。
下書きに入る前に先に登場キャラクターの設定を決めておく必要があるので、まずはそれから始めます。

主人公および主要キャラクターはもう出来ているので、3話に新しく登場するゲストたちのキャラデザインを決めます。モデルがあるものはそれを元に骨格を描き起こし、少しずつ全体像や細部を煮詰めていきます。ロイドは「ロボットもの」なので、相手が人間じゃない分、なかなかややこしいです。

上のラフ画もまだ最終決定じゃないのですが、こんな感じで前後左右からの図を描いてみて、どんな角度からでも描けるようにしておきます。左翼は足の部分と重なってしまうので、分けて↓に。

左翼

その他のキャラもイメージに合わせて資料を探してそこから発展させ、悪戦苦闘しながら形にしていきます。まだまだですな~(ふぅ)。

■キャラが先か、ストーリーが先か?
この工程はもしかしたら人によっては順序が「逆」かもしれません。キャラの詳細設定が先にあって、それに合わせて物語を展開させる…という方法もありますよね。

ただ、私の場合は「このキャラのこういうシーンが描きたい」ではなくて、「ストーリーのこういう展開で読ませたい」と思うことが多いので、まずはストーリーが先行して、キャラは後からストーリーに合わせて創ることが多いです。というか、流れの中で自然に出来上がっていくというか。なので、先にキャラを決めてもストーリーが完成したら変わっちゃった(笑)ということもあるので、やっぱりストーリーが先派ですね。

それでも以前に比べたら少しはキャラのことも考えて話を展開させられるようになってきたかな?と思います。よく「キャラが立つ」という表現が使われますが、理想はキャラだけでなく、ストーリーも「立つ」ように描ければ最高だなあと思います。両方しっかりと描けるようになりたいものです。

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