KDPでフルカラーの印刷がどうなるかも興味があったので、サイトに載せていた絵本で試してみました。元イラストの解像度の関係でA5変形の横長に。小さくてかわいいサイズ感に出来ました。KDPではオリジナルなサイズもOKなので正方形の本も可能です。この当時はPainterで描いてたので、塗りにPainterらしさが残ってて懐かしい。
印刷は十分にきれいです。カラー用の紙は少しツヤがある感じで、印刷部分には光沢が出ますね。でもうるさくはなく、図版入りの実用書や絵本、イラスト集にも問題なく使える感じ。今回は本文の紙がツヤタイプなので表紙はマットにしてみました。KDPのマット仕上げは独特の手触りですが、慣れると癖になりそう。ついつい何回も触って感触を楽しんでしまいます（笑。
白黒漫画で苦労した分、カラー印刷はあっけないほど簡単でした。RGBで描いた作品をCMYKに変換すると色味が変わりますが、許容範囲ならそのままで別に問題ない。むしろ色使いが派手すぎだった部分が落ち着いてくれていい感じ。なお、CMYKで赤や黄色を鮮やかに印刷するにはC（シアン）を取り除くとよいです。
KDPは24頁以上ないといけないので、穴埋めに冒険すごろくを追加しました。カラーだと印刷代が白黒より高くなるので、こんな薄い本に900円（税抜き）は心苦しいけど、自分用に1冊作れたら十分なのでまあいいか。こんなのを描いたよという記録として残せればいいので。
気まぐれ雑記
2023年4月19日